乳癌とは
乳房組織に発生する癌腫である。世界中でよく見られる癌で、西側諸国では女性のおよそ10%が一生涯の間に乳癌罹患する機会を有する。それゆえ、早期発見と効果的な治療法を達成すべく膨大な労力が費やされている。また乳癌女性患者のおよそ20%がこの疾患で死亡する。日本人女性の場合、罹患する確率は25人~30人に1人(欧米は8~10人に1人)である。男性も乳癌に罹患することがあるが、発生確率は1000人に1人である。
喫煙については、日本人を対象とした研究(JPHC研究、論文は2004年11月にWEB先行公開)では、閉経前の喫煙女性の乳癌リスクは、非喫煙者より3.9倍、受動喫煙だけなら2.6倍高くなる。閉経後の女性ではリスクの上昇はみられていない